乾燥肌・敏感肌

乾燥肌・敏感肌 (19)

今お使いの化粧品は天然成分100%でしょうか?乾燥肌の一番の原因は、合成成分による化粧品の使用が大きく影響していることが多いです。とくに、クレンジング剤、洗顔料などは、洗浄力が高く、また肌にとって大切な肌の常在菌や皮脂膜(肌バリア機能)を壊してしまいます。そのため、肌本来のもつ皮脂力が衰え、肌がどんどん乾燥してしまうのです。また、肌のひりひり感は、肌の乾燥が進み、抵抗力のない敏感肌になりかけている状況です。まずは、天然成分100%のスキンケアに徹底して、肌本来の皮脂力、肌再生機能を正常に取り戻すことが大切です。特に、クレンジング剤、洗顔料などは、洗浄力の優しいものを使い、メイクはクレンジング剤の必要のないようなメイクアップをするなど、洗顔時の肌への負担をできるだけ減らしてください。また、オイルの使用は、肌状況により、刺激が強い場合があります。肌に刺激の少ないクリームの使用をおすすめします。

パウダーファンデーションで、どうしても乾燥が気になり、粉をふいたようになってしまう場合は、 下地の段階でしっかりと保湿ケアをしてください。クリームはバルサムクリームがおすすめです。肌がもっちりするぐらいまで丁寧にクリームを馴染ませます。 ただし、ギトギトになるまでクリームをつけてしまうと、パウダーファンデーションを肌にのせた時にダマになりやすいので、気をつけましょう。

オーガニックコスメは肌のバリアを守ってくれるので、乾燥肌の方には特におすすめです。特に化粧水は保湿には欠かせませんね。『オーガニック生活便』で取り上げているものなら、おすすめできるものがたくさんあります。でも最初の一つならローズウォーターを試してみてはいかがでしょう。香りは一番人気ですし、ローズには皮脂バランスを調整する作用があるので、乾燥肌をしっとり肌に、その反対にオイリー肌に対しては、皮脂を抑えますので、混合肌にもおすすめです。さまざまなメーカーで作っていますから、いろいろと選べるのも楽しいですよ。

敏感肌の方は、エタノールが含まれていない化粧水などを選んでください。オーガニック生活便では、植物由来のエタノールを使用している商品を扱っていますが敏感肌の場合、植物由来であっても刺激になることがあります。また、成分がシンプルなものがおすすめです。どの成分が自分の肌に合わないのか判断しやすくなります。天然の草根木皮を蒸して仕上げた化粧水「コンディショニング美容水 いぶき  漢萌」、シアバター100%の保湿クリーム「エクストラヴァージン シアバター マザーアース」などがおすすめです。

まず、ファンデーションには、大きく分けて3つのタイプがあります。1.パウダーファンデーション 2.クリーム(リキッド)ファンデーション 3.スティックファンデーション。
敏感肌の人には、1.パウダーファンデーションをおすすめします。
おすすめの理由として、一番の問題は、クレンジングに関係してきます。パウダーファンデーションに比べて、クリームやスティックファンデーションは、乳化剤や油分が多く使用されているため、肌への密着、浸透性が高く、汚れやファンデーションが毛穴に入りやすくなります。そのため、軽い洗浄力では、ファンデーションに付着した汚れ、ファンデーションなどが、落としきれずに、肌に残ってしまうことがあります。その汚れを落とすには、洗浄力の高いクレンジング、洗顔料が必要となるため、敏感肌の人には肌への負担が大きくなってしまうからです。
その点、パウダーファンデーションの場合は、洗浄力が穏やかなクレンジング剤で落とすことができたり、または、クレンジング不使用で、石鹸洗顔、クレイ洗顔などで汚れを落とすことができます。
また、しっかりと天然成分100%のパウダーファンデーションを選びましょう。石油系の油剤やポリマーが入っているようなパウダーファンデーションではかえって肌の負担になります。

敏感肌の場合は、ファンデーションはパウダーファンデーションの使用がおすすめです。また、できれば日焼け止めクリームは使わずに、紫外線を和らげたり、炎症を抑える「シコンエキス」が入った乳化剤不使用のバルサムクリームをメイク下地に使用します。そして、効果的なメイク方法は、ルーセントフェイスパウダーとパウダーファンデーションを組み合わせたサンドイッチ方式のメイク方法でUV効果を高め、メイク崩れを防止することができます。

サンドイッチ方式
1.ファンデーションをつける前に下地パウダーとしてルーセントフェイスパウダーを先につけるのがポイント。パウダーはよく肌になじませてください。
2.ファンデーションをつけます。この時も肌によく馴染ませます。
3.さらに、ファンデーションの後にもう一度、フェイスパウダーを重ね付けします。
ポイント
★最後はスポンジでパッティング。このひと手間が肌への密着度を高め、化粧崩れを防止し、きれいに仕上がります。
★気になる隠したい部分(シミやクマなど)がある時には、パウダーをつける前に、部分的にコンシーラを使用します。

アイテムをつける手順  化粧水→バルサムクリーム→化粧水→フェイスパウダー→ファンデーション→フェイスパウダー

お肌が弱い方には、できるだけシンプルな処方で作られている化粧品をおすすめします。また、肌が弱っている状態ですと、洗顔料やクレンジングなどは、肌への負担が大きく、刺激が強すぎてしまいます。できるだけ洗浄力の優しいものを使い、肌が健康な状態へ回復することを第一にお手入れしていきましょう。

エタノールが配合されていると刺激となる場合があるのでエタノールが配合されていない化粧水を選びましょう。

「マルセイユ石けん 太陽油脂」は保湿性の高いオリーブオイルが原料の72%を占める、良質のせっけんです。成分も安全で限られたもののみを使っているので、オススメです。ただし、アトピー性皮膚炎の方は、せっけんをお使いになると症状が進行する場合もあるので、基本的には何もお使いになられないほうがいいと思います

シアバター、ホホバ油、スイートアーモンド油です

そのような時は、アルコールや精油なども刺激になることがあるため、できるだけシンプル処方の化粧品をお選びください。無農薬栽培されたラベンダーの芳香蒸留水「アルテ ハーバルウォーター ラベンダー アルテ」がおすすめです。ラベンダーには、かゆみや肌の炎症などを抑える効果があります。また、保湿がほしい場合は、「エクストラヴァージン シアバター マザーアース」がおすすです。

敏感肌におすすめのUV対策は、乳化剤不使用のバルサムクリームとフェイスパウダーだけで、紫外線予防する方法があります。そして、実は、日焼け止めクリームを使わなくても、肌にやさしく、スキンケアをしながら紫外線予防ができるのです。

敏感肌の場合は、UVアイテムに含まれる紫外線散乱剤の酸化チタンが刺激になることがあるため、バルサムクリームとフェイスバウダーの活用で、紫外線予防をしましょう。

フェイスパウダーは紫外線を反射、散乱させる働きにすぐれており、肌を優しく守ってくれます。また他にも、お化粧崩れの防止にも役立ちます。 フェイスパウダーを上手に活用すれば、手軽に、そしていっそう効果的なUV対策が可能になり、そのうえ肌への負担も減らしてくれます。

また同じフェイスパウダーでも、しっかりと天然成分100%のオーガニック・フェイスパウダーを選んでください。石油系の油剤やポリマーが入っているようなフェイスパウダーではかえって肌の負担になります。

シルク、葛粉、クレイ、花、マイカなど、スキンケア効果も期待できるものが多くあります。肌にやさしいオーガニック・フェイスパウダーでUV対策しましょう。
また、乳化剤不使用のバルサムクリームは、紫外線を和らげる効果のあるシコンが入ったバルサムクリームがおすすめです。

▼ アイテムをつける順番 ▼ 

  化粧水→ バルサムまたはクリーム→ 化粧水→ フェイスパウダー

とくに肌が薄い場合は、石鹸よりも「オーガニッククレンジング アルテ」のみでの洗顔もおすすめします。とくに肌が薄いというのでなければ、石鹸洗顔をしてください。ただし洗顔も決してごしごしこすらずにしてください。乾燥肌と年齢肌には、「オーガニックローズシリーズ アルテ」をおすすめします。このシリーズは、年齢肌と乾燥に効果のあるローズと、数多くのハーブが配合されています。

乾燥とほうれい線を和らげるものとしておすすめは、アルテのローズ美容バルサムです。こちらはローズやローズヒップなど、肌の皮脂分泌を促す美容植物の効果で、乾燥を和らげ、ほうれい線を目立たなくしてくれます。

肌に潤いを与え、ふっくらと柔らかくするクリームとして、次の製品がおすすめです。「ローズモイスチャークリーム アルテ」このクリームには、薔薇など34種類の美容成分が含まれており、乾燥肌を改善するのに適しています。完全にナチュラルな乳化成分を使っており、さらりと肌に馴染みます。

こめかみや頬が乾燥するということであれば、シャンプーが原因かもしれません。シャンプーが合成シャンプーの場合は、顔にも乾燥の影響が出てきます。シャンプーは、現在、合成シャンプーをお使いでしょうか?その場合は、ぜひ石鹸シャンプーをお使いになってみてください。

弱酸性のボディ洗いとは、洗浄成分として合成界面活性剤を使っているということです。
合成界面活性剤を使っている製品は弱酸性になります。
合成界面活性剤は、「たんぱく質変性作用」があるため、使い続けるうちに肌細胞が溶かされ、結果的に慢性的な乾燥肌や敏感肌になってしまいます。
つまり弱酸性のボディ洗いは、むしろ乾燥肌になると言ったほうが正しいです。
それとは反対のことがよく言われるのは、企業にとって都合の良い情報操作あるいは広告といっていいでしょう。
多くの企業が合成界面活性剤を使って弱酸性のボディ洗いを製造販売しています。

いっぽう、石鹸には「たんぱく質変性作用」はないので、肌にとって安心安全です。石鹸を洗浄成分としているボディソープは、アルカリ性になります。
石鹸は、アルカリですが、人が分泌する汗や皮脂に含まれる酸性成分や無機物によって、中和されます。

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