ヘナ

ヘナ (9)

マハラニのハーバルカラーシリーズが使いやすいと思いますので、おすすめしますヘナとインディゴが混じっているもののほうが、1回で済むのでいいと思います。

ヘナは周囲に付着しても、すぐに拭き取れば落ちます。衣服の場合は、石鹸を使って洗ってください。ただし時間がたつと落ちにくくなります。

染めた色の違いはそれほどありません。しかしヘナだけですと、かなり赤いので、やはりあらかじめインディゴが混じっているもののほうが満足できると思います。ただし髪の艶などを目的としたトリートメントとして使う場合は、ヘナ100%がおすすめです。

目安としては、人によって異なってきますが、月1回、髪の伸びが早い方は、月2回ほどの割合でいいと思います。100%ヘナを使用する場合、白髪は赤みが強い色になりますので、気になるときは、ライトブラウンやブラウンをお使いください。とくに染めるためではなく、髪の艶を与えたいなどトリートメントが目的の場合は、これが一番適しています。

ロングヘア―ということですので、とくに最初のうちは、多めに、500ml入りの容器で3プッシュくらいをとり、早めに洗って、流してください。長い時間をかけて洗うと、石鹸が分解して、べたべたすることがあります。髪を洗ったあと、コンデショナーをつける時間を5分ほどとってから洗い流し、その後、毛先にヘアオイル(ココナッツオイル、椿オイルなど)をつけてドライヤーをしてください。素髪の艶シャンプーは、初めて石鹸シャンプーを使う方でもより洗いやすくということを目的に作られています。しかし髪がかなり傷んでいるほど、ゴワゴワすることと思います。ゴワゴワする理由は、それまでお使いになっていた合成シャンプーに使われているツヤ成分(合成ポリマー)が髪からとれてしまい、髪の芯がそのまま表れている状態だからです。しかし根本から生えてくる髪には、キューティクルがあるので、そういう髪が伸びてくれば、しだいにゴワゴワ感はなくなっていきます。ですから髪の上のほうから、しだいに石鹸シャンプーが使いやすくなっていきます。またパーマ&カラーをしている髪は、髪のキューティクルが無くなっているので、石鹸シャンプーが使いにくいことと思います。対処方法としては、一度、100%ヘナでトリートメントをすることをおすすします。キューティクルがない髪を、ヘナがコーティングしてくれるため、石けんシャンプーがより使いやすくなります。天然成分のヘアケアをしていくと、髪と頭皮が本来の健康を取り戻し、ツヤ、ハリ、ボリュームが出て、頭皮の痒みやフケの問題が改善されます。少し時間がかかるかもしれませんが、ぜひ続けてみてください。

ヘナをした後、石鹸シャンプーでしたら、洗うときに多少色落ちがしても、基本的には色が定着しますので、問題はありません。

ソフトブラックは、ダークブラウンよりも黒く染まります。ヘナそのものは、赤みがかった色ですが、これにインディゴを加えることによって、ブラウンになります。つまりインディゴの量が多くなればなるほど深いブラウンになります。しかしインディゴが多くなると、髪の仕上がりにゴワツキが出てきます。ソフトブラックのほうが、ダークブラウンよりもインディゴの量が多いわけです。髪の仕上がりを考えると、ダークブラウンとソフトブラックを交互に使うという方法もいいと思います。

ユーカリは身体を冷やす作用と血液循環を促す作用を持ち合わせたエッセンシャルオイルになります。ヘナを使用し身体が冷えた際血液循環を促し風邪予防作用としてユーカリをお使い頂く事も出来るとして案内しています。

ヘナをした後は、湯洗いをすすめる方も多いのですが、すぐに石鹸シャンプーをしてもかまいません。湯洗いのみですと、髪に残ったヘナが洋服の襟などに着く場合もあるので、石鹸シャンプーをしたほうがいいと思います。ヘナは、アルカリ成分で染めが定着するので、石鹸シャンプーをすると少しは色が流れ出ますが、基本的には、かえってしっかりと色が定着します。ただし必ず、合成シャンプーではなく、石鹸シャンプーで洗ってください。合成シャンプーの場合は、ヘナの色が落ちやすくなります。ヘナは、頭皮をきれいにし、髪にハリとツヤを与えます。もともとアーユルヴェーダの薬草のひとつで、からだにとってもいいものなので、ぜひ使いこなしてください。

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