近年では、SPF値が高ければ高いほどUV効果が高いという認識が広まっています。ところが、 SPF値は、SPF15とそれ以上のものでは紫外線をカットする力は変わらないというデータがあります。SPF値と紫外線防止効果を比較するという実験によるデータです。その実験によると、SPF値を少しずつ高めていくと、SPF15前後までは紫外線防御率が効果的に高まりますが、それをすぎると紫外線防御率の上昇の割合はゆるやかになります。SPF20〜30あたりで上昇がほぼ止まるという結果になったそうです。このような事から、高いSPF値ではなくても、ごく日常では、真夏でもSPF13~15であれば十分という事になります。SPF15程度なら天然成分だけで4時間から7時間ほどカバーできます。野外でのレジャーのときは、こまめに塗り直すなどの工夫をしてください。帽子や日傘を併用すれば、よりよいでしょう。
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